Ⅹ期2020年4月15日~

1.はじめに

2020年2月に日本で 初めてコロナ集団感染(クラスター)が、観光船クィーンエリザベス号船内で発生した。横浜港に寄港することで、行政は感染した数百人もの乗客乗員の対応に追われた。ニュースに日本中が注視したが、その後数年間世界的規模のパンデミックに突入するとは誰もが予想だにしなかった。三年間にわたり、緊急事態宣言や蔓延防止の下コロナが猛威を奮った。感染拡大による不安の時代が続いた。

2022年3月にはウクライナにロシア軍が侵攻し悲惨な侵略戦争が始まった。当初の予想に反して戦いは長期化した。

●2020モダン70 誘導・・・点訳四規七則

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★2021モダン71 盲女美術家GoToトラベル2020於神奈川浪裏長逗留

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2.作風

盲女美術(R)SACHIKOは視覚障がい者になったことで、これまでに意識したこともない装置や道具に関心を持つようになった。点字誘導ブロックや白杖などがある。

点字誘導ブロックの組み合わせの造形的面白さや白杖の形状美に気づく。この時期は歴史、社会、地域、心情、障がいをテーマに組み込んだ作品を制作した。「誘導ブロックと点字シート」及び「白杖と盲女美術(R)本人の自我像」また「幼児期の原風景とミニ額に仕込んだ眼球」をモチーフとして表現した。写真表現が主で、コラージュした「ミニパーツ額」も「神奈川駅構内の電車時間表行先表示板」などもミニ写真の切抜をコラージュした。リアルな現実を忠実に表した。歴史的社会的な姿勢を示した。

3.製作意図・テーマ

病気が進むにつれ生きにくくなる。障がいがつらい。

障がいと共に未来を手探りでめざすしかない。見えない道でも誘導ブロックをたどればやがて目的地に到着する。白杖やガイドロボットを持てば一人で鉄道に乗り新しい土地に長逗留もできる。

この数年間は障がいをテーマに表現した。

障がい者の生きる気概や抱を世間に表明したい。

4.テーマ設定理由

2016年~集団を離れ、個人として障害に向き合う時間が増えた。望むのは(社会性、人との交流、多様性)だ。

触ってほしい作品を制作することで、障がい者とのコミュニケ―ションを測る。出来るはずのない平面作品を、障がいのある私の手で作り、障害をもつ人にメッセージっを伝えたい。

5.社会的背景と立場

2020年~2022年にかけて、地球規模のコロナ感染パンダミックは、私たちの生活様式を変えた。まじめで律儀な人が多い日本の国民は3年もの間マスクヲ着用し、人同士の接触を防ぐ希薄な生活を続けることになった。感染者の増幅に伴う、死者数。後遺症を抱える人が増え、常に恐怖の社会状況だった。

2022年には、地震、戦争がおこり、特にウクライナのロシアの侵略進行の民間人の悲惨な状況は日本のみならず、SNSを通じて赤裸々に伝えられた。日本は、ウクライナに対する人道的支援が起こり、ロシアに対しては経済的制裁を行う姿勢を取った。

6.作品内容

触るための絵画、試みは作品に透明のシート点訳の貼り付け、凹凸で作品の主旨をも絵知らせた。レリーフの凹凸で形をあらわし、ビーズでテクスチャを味わう仕掛けを施した。具体的に制作した作品の開設をしよう。

◆1.2020年制作

タイトル:「誘導・・・どこに?、点字(四規七則)へ」

900mm×1200mm×30mm

作品は、点字誘導ブロックをモチーフに、ユニバーサルアートの行方をテーマ

に制作した。リアルな写真プリントと点字文で千利休「四規七則」を作品に取り込み、点字に触れることを観客にお願いしているものの、新型肺炎ウィルスの感染防止のため、この期間は、東京都他行政より禁止されることが予想された。

◆2.2021年制作

タイトル:盲女美術家GoToトラベル 2020~神奈川沖浪裏、長逗留

作品サイズ:900mm×1200mm×50mm

 作品内容:

 京急神奈川駅の狭いホームで、白杖を突いて歩む私、 画面は、手持ち斜めの白杖と横一直線の点字誘導ブロックによる三角形の構図、その白杖の先には、葛飾北斎作の「神奈川沖浪裏」の絵画(飛び出す仕掛け絵本の一場面)を額縁入りミニチュア平面化にした小品をレリーフで表している。

神奈川駅のあたりは、宿場として、江戸時代に描かれた、ビッグウェーブの根元に位置していたと推測できるが、北斎がスケッチしたのは、ここではなく居心地の良い

田中屋の一室ではなかったかと思いをはせる。坂本龍馬の妻(おりょう)が晩年に働いていた現存する料理屋である。

神奈川駅ホームをカツカツと白杖を持って、前進する私の下方画面一列に、時刻表・長ベンチ・表示板(横浜駅→神奈川駅、神奈川駅→中木戸)・駅連絡通路)など物語的に画面の横一列に模様の役割と賑わいを、「小さなパーツレリーフ」が与えている。これらの部品がいつも、一人でない私を感じさせる。落款は手すき因州和紙に押印し画面左下にコラージュ。

◆3.2022年制作

タイトル:赤レンガの倉庫展示の記憶

作品サイズ:900mm×1200mm×50mm

二点透視のシャープな構図、現在は歴史的建造物の赤レンガ倉庫は、かつて祝祭日は倉庫非稼働だったため、遊ぶことさえ出来た。

7.作品技法

タイトル:「誘導・・・どこに?、点字(四規七則)

プリント写真制作(900mm×1200mm)に、写真のパーツをコラージュ、「2020年作誘導ブロックのプリントは透明もしくは半透明塗料を塗布する。その上に透明シートに点訳した文字を貼り付けた。

技法:プリント、クリア点字シート変形含め8枚程度、点訳の実物をコラージュ。

♥タイトル:盲女美術家GoToトラベル 2020~神奈川沖浪裏、長逗留

ミクストメディア(プリントを主とした、レリーフ作品)

> 作品サイズ:900mm×1200mm×50mm

中央のミニ額は、約 (25mm×30mm×3mm)小型額の側面には直径2mmのガラスビーズを施 している。

♥タイトル:赤レンガ倉庫の記憶2022

ミクストメディア(プリントを主とした、レリーフ作品)過去に発表した作品が形状が異なるミニ額縁に収められている。額の側面にはキラキラと輝くビーズが深い緑・紫、藍、茶で染められたビーズである。額の周りに施されている。

8.発表団体と発表場所

2019年令和元年

2月9・10日神戸アイセンターワーキングアワード授賞式MIP賞受賞

4月2日~日モダンアート協会展上野東京都美術館

7月26日~27日ヨッテクパシフィコ横浜D室

6月下旬以降抗LDL値投薬の副作用歩行困難のため営業活動中止

2020年令和2年2月~コロナ感染防止に伴い、例年予定している展示会は中止延期

コロナ感染緊急事態宣言期間、コロナ蔓延防止期間中は、活動に制限が設けられた。展示会は無観客で行ない、不特定多数の人に動画配信をした。

2月神戸アイセンターワーキングアワード授賞式入選

4月~16日のモダンアート協会展は中止、搬入済みのため図録のみの発表

7月24日~25日予定のヨッテクパシフィコ横浜D室ころな感染

拡大のため中止

10月20日~28日、無観客動画配信展示、ヨコハマタワーズWギャラリーA室盲女美術SACHIKOのスーパーかわいい絵画展2020、障がい者アート

11月2日、3日ヨッテク、一般業者は参加できませんでした。 コロナ禍のため、ONLINE開催 

2021年令和3年コロナ感染防止に伴い、例年予定している展示会は中止延期

全てではないにしても、作品の動画撮影を動画配信サイトから配信した。

コロナ感染緊急事態宣言期間、コロナ蔓延防止期間中は、活動に制限が設けられた。

2月22日~25日、無観客動画配信展示、ヨコハマタワーズWギャラリーA室盲女美術SACHIKOのスーパーかわいい絵画展2020、障がい者アート

4月2日~16日のモダンアート協会展上野東京都美術館

6月20日~25日、無観客動画配信展示、ヨコハマタワーズWギャラリーA室盲女美術SACHIKOのスーパーかわいい絵画展2020、障がい者アート

8月27日朝日新聞社動画出演撮影、アトリエルーム及び外廊下通路

作品紹介とインタヴュー、層が配信サイトより放映

10月27日~31日無観客動画配信展示、ヨコハマタワーズWギャラリーA室盲女美術SACHIKOのスーパーかわいい絵画展2020秋展、障がい者アート

11月26日~3月31日、ヨッテク、コロナ禍のため、ONLINE開催 一般業者は参加できませんでした。

2022年令和4年

2月1日書籍子どものためのアートレシピ環境と空間試作完成

2月21日第三回コロナワクチン接種

4月2日~16日モダンアート協会展上野東京都美術館

5月16日~22日モダンアート作家展京都市京都府京セラ美術館

6月カード式触覚絵本試作完成

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